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ロレックスは一体何がすごいのか

  • 2022-01-25
  • 2022-06-20
  • 雑記
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誰もが感じるロレックスのすごさ

こんにちは、今日も元気にメンテナンスしていこう!

今回はロレックスがなぜすごいのかを書いてみたいと思う。

なんというか、時計ファンとしてはロレックスへのコメントを避けては通れない気がしていた。

同時に多くの人がいろいろな関わり方をしているため、書きにくいというのが本音だ(手持ちも数がないorz)

絶対的な価格も安くはなく、頑張って買った人は見たい面だけを見ていたいと思うものだ。

また、その認知度は恐るべきものがあり、時計ファンでなくてもそのブランドは知っている。

そんなロレックスをエンジニアリングの面から見ていきたいと思う。

そして、ロレックスのすごいポイントを書くとすれば下記だ。

意外にも時計界では新顔のロレックス、その地位を不動のものにしたのが下記項目である。

  • オイスターケース
  • パーペチュアル
  • デイトジャスト
  • 質実剛健な時計作り

時計を防水するオイスターケース

ロレックスの功績を語るうえで欠かせないのが、オイスターケースの開発だ。

時計とはそもそも贅沢品であり、宝飾品であり、工芸品のためスポーツの場面で使われることを想定していない。

1900年頃になると戦争などの使用を想定して、腕時計という瞬時に時刻を確認できる方法が発明された。

しかし、まだ懐中時計ベースの腕時計であり防水など考えられていなかった。

当時からそんな腕時計が汗や水で壊れることも多かっただろう。徐々に簡単な防水機能を備えた腕時計が出てくる。

そんななか腕時計をしたまま海を泳いで渡るというド派手な宣伝を行ったのがロレックスである。

ケースに圧入されたベゼル、スクリューバックのケース、リューズはねじ込み式を採用した。

防水の基本は穴をあけないこと。そんな中、最も難しいのがリューズの防水だ。

そのリューズをねじ込み式にすることで、防水性能を引き上げる構造だ。

この基本構造は現在のダイバーケースにも採用されている。

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パーペチュアル(自動巻き機構)の開発

ロレックスは時計のムーブメントにハンマーを装着し、ゼンマイを巻き上げる機構を確立している。

これも現在の自動巻き時計には必ず実装されている。

ちなみにこれは手巻き作業をなくしたから、便利だから開発されたわけではないと思っている。

むしろオイスターケースの防水性能をより確実なものにするための構造だ。

堅牢なオイスターケースにも弱点はある。それはねじ込み式のリューズそのものだ。

ねじ込み式リューズは500回も開閉を繰り返せば、ネジ山がすり減ってしまう。

これはどんな素材を使ってもねじ式の構造をとる限り、避けられない必然である。

ねじ込み式リューズが堅牢防水のための長所でもある反面、耐久性の短所でもあるのだ。

そして、手巻き式のムーブメントを採用する限り、2日に一度くらいはゼンマイを巻きなおす必要がある。

つまり、毎日使えば約2~3年程度でねじ込み式リューズは寿命を迎える。

もし、まめな人に毎日2回以上も巻かれたら、オーバーホール時期を待たずに摩耗してしまうだろう。

つまり、自動巻き機構はねじ込み式リューズの操作回数を減らすための構造であると理解できる。

とっても気持ちいいデイトジャスト機構

これも時計好きにとって、なくてはならない機能である。

デイトジャスト機能とは0:00付近でバシッと日付が切り替わる機能である。

これがたまらなく気持ちいいのだという時計ファンは多い。

これが0:00で切り替わらないものは偽物だとか言われることがあるが、±5分程度なら許容範囲かと思う。

実際にやってみればわかるかと思うが、分単位で切り替えタイミングを調整するのは並大抵ではない。

秒で合わせるなど不可能に近い。それこそ秒刻みで作業する時計師ならなおのことだ。

個人的にはそんなことにこだわらなくてもいいじゃないかと思うが、時計好きはそうはいかない。

機械式時計にクォーツ時計並みの機能を求めたくなるのだろう。それこそがロマンなのだと思う。

私は中途半端なので、機械式時計の秒針は稼働確認機能であり、日差±5分は許容範囲だと思っている。

ちなみに精度が悪いから偽物だという人がいるが、なんの指標にもならないので注意しよう。

たとえ、偽物であっても平置き日差±1分以内にすることは十分可能だ(実際私は日差±0秒の偽物をつかまされた)。

先述したデイトジャストと併せてその程度は十分に調整範囲内であるからだ。

話はそれたが、ロレックスの3大発明といえば、これら上記の3機能を指す。

まっすぐで質実剛健なものづくり

私個人的には、ロレックスが最も優れている部分は、ブレないモノづくりであると確信している。

これはもはや脅威としか言いようがない。

ロレックスはどんな時もただまじめに時計を作り続けているメーカーだからだ。

世の中の流行や廃りにほとんど反応した様子がない。

特筆すべきは、SEIKOアストロンによるクォーツショックの時だ。

クォーツ腕時計の実用化、量産化は世界中の時計屋を震撼させた。

それもそのはず、何百年も積み上げてきた機械式時計の課題や弱点を一気に解決してしまったのだ。

同時に機械式時計の存在価値の全否定だ。

高機能、安価なクォーツ時計が大量にある世の中で機械式時計を使用する合理的な理由はないといっていい。

SEIKO自身でさえ機械式時計の開発を一時終了したぐらいの勢いだ。

そんななか、ただ淡々と機械式時計を作り続けていたのがロレックスである。これはもう通常の胆力ではない。

現在の需要の急増に対しても表立って大幅な増産対応はしていない。

そして、リーズナブルな価格で時計を出荷し続けている。こんなまじめで継続力のある時計メーカは稀である。

ちなみに、ロレックスの価格が高すぎると思っているならばそれは間違いである(当然だが絶対的価格は高価だ)。

値段を吊り上げているのは、2次販売以降の投資目的の売買である。

ロレックスの出荷する定価は品質相当のリーズナブルな値段であるはずだ。

そして、アフターサービス期間も他社を圧倒するといっていいい。量産、実用時計メーカとしては異例である。

そんなサービスを維持しながら、機械式時計をまじめに、かつある程度の品質で作ればそのくらいはかかる。

その継続力こそがロレックスの最大の魅力であるといえる。

言い方を変えると日本のSEIKOが良心的な価格と大量の生産を維持していることに感謝できる。

それではまた。

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