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これは名機CITIZEN PMD56-2952

いまさらだけど改めて名機

こんにちは今回は、CITIZEN プロマスター ランドシリーズからPMD56-2952を紹介する。

発売は2007年であるのでいまさら感満載だが、よいものはよいので記載しておく。

CITIZENといえば言わずと知れた日本の時計メーカーで、特にソーラー充電機能Eco-Driveが有名である。その中でもプロマスターシリーズはランド(山)、マリン(海)、スカイ(空)をイメージした堅牢なシリーズである。

どれも精度や堅牢制といったところで大きな差はないだろう。強いて言えばダイバーズウォッチには細かい規格があるので、適合するためにはデザインや使い勝手的な制約を受けやすい一方で、確実な性能が保証される。

どれも性能的には極限状態を想定しているようなので、一般ピープルである私が使うにはどれも過剰スペックである。

よって、選定基準はデザインやサイズ感、フィット感などと言った官能的なものとなる。

そんな中でPMD56-2952は特に魅力的であるのでその推しポイントを書いてみる。

  • 視認性の高い白黒の文字盤に黄色の差し色
  • 大きすぎず、小さすぎないケースサイズ
  • 表面処理された軽量なチタンケースとブレス
  • カラーコーティング付き球面サファイアガラス風防
  • 地味にうれしいブレス微調整機能
  • 手間ないEco-Driveと電波時刻補正機能
  • 良心的な価格設定と流通数

ここまで、整然としたものは意外と数が少ない、貴重なモデルである。

反対によくない点も頑張って書いてみる。

  • さすがにドレスウォッチではない
  • いくら何でも充電池にも寿命はある
  • そうはいっても傷がつかない訳じゃない
  • やっぱり機械式腕時計のような魅力はない
  • それほど高級感やステータス感はない

頑張って書いては見たものの短所というよりは、長所のために必要な部分といったところだ。

長所と短所は表裏一体とはよく言ったものである。

このバランス感がほんとうに絶妙なモデルであると思う。

どんな場面で使おうか

登山ならぴったりはまるし、休日のカジュアルからビジネスまで、ほぼオールラウンドに使えそうである。PMD56-2952のデザイン背景から考えると海沿いよりは山方面が似合うといったところだ。

つけていることを忘れるくらい軽いし、不意にぶつけても大きな傷はつきにくい、時間は確認しやすい。そんなアウトドアを感じさせつつも、大きすぎないサイズ感や洗練されたデザイン、色使いで都会的で洗練された大人のイメージを感じさせる、日常使用に最適な腕時計であるといえる。

反対に積極的に使わないところは、結婚式などのあらたまった場所か、高級感が必要な場面、時間を気にしていないことをアピールしたい場面くらいだろう。

完全にダメではないと思うが、文字盤の視認性がよく、アウトドアイメージのため、ドレスウォッチがはまる場面では少々難しいかもしれない。

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どのくらい使えるのか

正常稼働機関でいえば8~10年くらいだろう。Eco-Driveとはいえ魔法の素材を使用しているわけではない。充電池の寿命がくるし、ムーブメントのオイル切れや電子部品の寿命も来るだろう。

製品廃止から5年くらいは部品も出るかと思うのでシチズンでメンテナンスが可能である。

一度メンテナンスして、過酷な条件でなければもう8年くらいと仮定して15~20年程度と考えられる。

まあ、大抵はその前に飽きてしまう可能性もあるから一概には言えないが、機械式時計とは違い、止まることができないので、電池の化学的な劣化と機械的な摩耗は避けられないだろう。

実際にもっと使えてしまう事例は発生するかもしれないが、どの時計もそのくらいの見積もりかと思う。

機械式腕時計の扱いに慣れている人であれば、ソーラー充電+時刻補正機能の便利さはまるで異次元である。特に時刻がズレないという安心感はとても気持ちがいいものだ。

出かける時に何気なく手に取ってしまうほどの便利さである。

機械式腕時計でいえば、そうはいかないだろう。少なくとも時刻がある程度あっているか確認してから持ち出すことになる。稼働していなければゼンマイを巻く必要がある。一度停止した手巻き機能なしの機械式腕時計ほど再起動時に面倒なものはないだろう。そんな手間すら楽しめる余裕がある人が使用するのが機械式腕時計である。

価格はどうなのか

人によるかと思うが、個人的見解では、絶対的な価格は高額だが、かなりお買い得な部類であると思う。供給数量は十分にあるのに投げ売りされていないことが何よりの証明である。

この時計についていえば、CITIZENは特に在庫不足なく供給してくれている。この時計の生産を絞ればあっという間にプレミアム価格必死であろう。実に良心的なメーカー対応であるといえる。

この価格帯でこのバランスの腕時計は、少なくとも私は知らないので、生産中止になる前にぜひとも購入すべき一本であるとすら思っている。

類似機種を見てみよう

ここまで、PMD56-2952に絞ってほめたたえてきたが、当然ながら類似機種も存在する。

PMD56だけで見ても、ブルーやグリーンな文字盤のやつ、ブレスまでブラックアウトされたやつ、ベゼルがチタンカラーのもの、モデルチェンジ前のものなどもある。ランドシリーズならさらにその選択肢は豊富だ。どれも素敵なので好みで選ぶのが良いかと思う。

私が初めて見たのはMONT-BELLコラボモデルで、とても気に入ってほしかったが当時学生であったため、購入できなかったのである。

今回はここまでとする。

本記事がステキな時計ライフの一助となれたら幸いである。

それではまた。

まとめ

  • PMD56-2952は使いまわしがきく
  • 他にない素敵なバランス
  • ごく自然に使える使い勝手の良さ
  • 根強い人気のロングセラー
  • 類似機種も魅力的

[シチズン]CITIZEN 腕時計 PROMASTER プロマスター エコ・ドライブ 電波時計 ランドシリーズ PMD56-2952 メンズ

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