安全運転には正しい知識とメンテナンス
こんにちは、今日も元気にメンテナンスしていこう!
今回はTL1000Rメンテナンス記録と主要所元、日常点検項目を紹介する。
メンテナンス記録と主要所元は参考程度に、日常点検項目はすべてのバイクに参考となるだろう。
正しい知識をもとに適切なメンテナンスを行うことで、より安全な運転が可能となる。
まずは、以下にメンテナンス記録を示すので、参考にしてもらえたらうれしい。
メンテンナンス記録作成しを見直すことで、見れていない項目やそろそろ点検が必要な項目が一目瞭然である。
最後にタイヤ変えたのはいつだっけ?なんてこともなくなる。
最優先事項は、タイヤとブレーキである。
とりあえずこれがあればバイクは止まることができる。
- 07.12.15 12000km 入手
- 07.12.18 12300km オイル、プラグ交換、車検
- 08.04.08 15521km オイル交換
- 08.10.25 19000km オイル交換
- 08.07.17 19500km タイヤ交換
- 09.04.25 24000km オイル交換
- 10.03.24 28000km オイル、FRタイヤ、バッテリ交換
- 10.10.10 33000km オイル、オイルフィルタ交換
- 11.07.12 36300km オイル、エアクリーナー、プラグ、Fブレーキ交換
- 11.09.08 37500km Rタイヤ、Rブレーキ、レギュレータ交換
- 12.05.01 40800km バッテリ交換
- 12.09.01 43000km オイル交換
- 13.05.05 46000km オイル、オイルフィルタ交換、エアクリーナ清掃
- 14.04.30 48500km オイル、バッテリ交換
- 14.07.13 49000km エアクリ清掃、吸気スポンジ、レギュレータ、イグニッションコイル、プラグコード、プラグキャップ、プラグ交換
- 14.08.23 49500km クラッチシリンダーOH、クラッチフルード、ブレーキフルード交換
- 16.10.05 51500km チェーン、FRスプロケット、ホイールダンパ、バッテリ交換
- 18.11.03 52600km オイル、オイルフィルタ交換
- 20.06.20 53750km バッテリ交換
- 21.11.05 54500km プラグ交換、オイル交換
- 22.11.03 54700km Rタイヤ交換
- 24.03.03 54900kmブレーキオイル交換(エア抜き)
TL1000R主要所元(スペック)
以下に参考のため主要所元を示す。
これらを知っていることで、メンテナンスはもちろん乗車の際にも参考となる。
安全運転と適切なメンテナンスのため、いくつかの項目は頭に入れておこう。
どんなに運転テクニックが上達しようと物理法則を超えることはできない。
ちなみに運転テクニックとは認識、判断、操作における正確さと速さのことだ。
- メーカ :スズキ
- 機種 :TL1000R
- 型式 :VT52A
- ホイールベース:1.4m
- 排気量 :995cc
- 全長 :2.105m
- 車幅 :0.740m
- 車高 :1.125m
- 車重 :223kg(前軸109kg,後軸114kg)
- 前輪サイズ :120/70/ZR17(58W)
- 後輪サイズ :190/50ZR17(73W)
- 最低地上高 :0.120m
- 最小回転半径 :3.1m
- シリンダー径 :98mm
- シリンダー行程:66mm
- 圧縮比 :11.7
- 最高出力 :135PS/9500r.p.m.(国内仕様:93PS/8500r.p.m.)
- 最大トルク :10.5kg・m/7500r.p.m.(国内仕様:8.6kg・m/7000r.p.m.)
- 燃料タンク :17ℓ(残量3.5ℓで点滅、2.0ℓで点灯)
- 点火プラグ :DENSO:U24ETR、NGK:CR8EK
- ハンドル幅 :670mm
- かじ取り角度 :左右各30°
- 水冷制御 :開弁80.5~83.5℃、全開95℃
- ファン作動温度:ON:105℃、OFF:100℃
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乗車前の日常点検項目
最後に忘れてはならないものとして日常点検がある。
こちらも安全運転には欠かせない、要チェック項目なので参考に載せておきたい。
常に意識してバイクと接していたい。
- ブレーキ :ブレーキの踏みしろが適切で、効きが十分であること
- ブレーキフルード:U/Lの間に液面があること
- タイヤ空気圧 :前輪250kPa、後輪250kPa(2名乗車時、後輪290kPa)であること
- タイヤ状態 :亀裂、損傷、異常摩耗なく、溝深さ0.8mm以上であること
- 原動機 :かかり具合がよく、エンストや異音なく、アイドリングに問題ないこと
- エンジンオイル :F/Lの間に液面があること
- 冷却水 :F/Lの間に液面があること
- 灯火装置 :前照灯、尾灯、番号灯などの灯火類が正常であり、レンズに破損ないこと
よく使うメンテナンス時の締め付けトルク値一覧
- オイルドレンボルト :締め付けトルク 11N・m
- スパークプラグ :締め付けトルク 23N・m
- ブレーキキャリパボルト:締め付けトルク 39N・m
- アイドリング回転数 :1200r.p.m.
東日製作所 トーニチ プレセット形トルクレンチ 差込角9.53 全長257.5mm
まとめ
- 安全運転のため日常的なメンテナンスは欠かせない
- バイクを知って、正しいメンテナンスを行う
- メンテナンスの記録をとることでバイクの状態を推測することができる。