クォーツ式腕時計より機械式腕時計がいいのか
こんにちは、今日も元気にメンテナンスしていこう。
今回はSEIKOの38系クォーツ式腕時計の魅力について書いていく。
趣味の腕時計といえば、基本的に機械式である。
クォーツ式は、安価で世の中にあふれているせいか、機械式に比べて安く見られている傾向がある。
多分に漏れず、私もSEIKO38系クォーツ式の実物を見るまでは、クォーツ式を軽視していたことは事実である。
インターネット上にもクォーツ式腕時計の書き込みは機械式時計に大きく差をつけられている気がする。
大前提として、「正しく時刻を表示する」という時計の基本機能から見れば、客観的に価値が高いのは間違いなくクォーツ式である。
それにもかかわらず機械式の腕時計のほうが趣味性が高く、高価に取引されているのが現実である。
それはなぜか、いくつか理由を考えてみた。
- 電気を使わない機械式時計にロマンを感じるから
- 機械式時計のほうが販売価格が高い、市場価値、希少価値があるから
- 機械式時計のほうが頑丈だから
- 機械式時計のほうが駆動トルクが大きく迫力ある針を回せ、デザインがかっこいいから
おおよそ世間ではこんな感じでとらえられているのではないかと思う。
この世に電気機器があふれている中で、電気を使わずに駆動するものは限られている。
そして、私を含め1970年以降に生まれたものにとって、時計とは電気で動くものという思いがあるのだろう。
そんな機械式腕時計にロマンを感じるのはむしろ自然なことである。
続いて販売価格である。
当然、腕時計売り場に行けば大半がクォーツ式である。
少量の機械式の値段を見れば、機能、精度で劣るはずなのに価格は同等以上のものがついている。
市場価値から判断して、単純に機械式腕時計のほうが販売価格が高い傾向があるから魅力的で価値があると考えるのも自然である。
そうなる理由も単純で、現在では機械式時計を作るほうが、クォーツ式よりもコストがかかるからである。
実用的なクォーツ式時計は1,000円程度から製造、販売できるが、実用的な機械式時計は安くても1万円程度はするだろう。
同時に趣味性の高い機械式は、さらにコストをかけても販売することができる。
同じ30万円の機械式腕時計とクォーツ式腕時計では、製造にかかるコストが同じであっても、クォーツ式の販売のほうが苦労するだろう。
結果としてコストをかけられる機械式のほうが高級感があり、見栄えがするものができる。
高価な機械式は生産数も圧倒的に少ない状況となり、希少価値も付加されやすくなる。
加えて機械式はゼンマイと歯車の集合体なので、頑丈で修理が可能というイメージがある。
そして、ゼンマイはクォーツ式と比較して駆動トルクが大きく、迫力ある針が回せるといわれている。
もう少しマニアになると機械式のほうが保存がきくとか、運針が美しいとか出てくるのだが、ここでは割愛する。
以上が機械式の魅力とクォーツ式が安く見られる要因であると思っている。
クォーツ式時計にロマンは感じないのか
では、見方を変えて先ほどの項目を順番に見てみよう。
まずはロマンである。とても主観的な見方であるが、重要な項目である。
当然ながら人は未知のもの、新しいもの、よくわからないものに憧れを抱いてしまうものである。
昔から遠くの異国や宇宙にロマンを抱きやすいのも同じ理由かと思う。
時計という一見複雑なものが、歯車とゼンマイのみで正確に稼働する様はまさに不思議である。
原理を理解すれば、それほどでもないのだが、そこに宇宙的なロマンを感じる方もいるようである。
そして、実はクォーツ式腕時計もロマンあふれる時代が存在している。
時計業界において、1960年代後半にクォーツ式腕時計が登場するまでは、機械式の腕時計しか存在しなかったからである。
しかし、後にクォーツショックといわれる1968年SEIKOアストロン(35系ムーブメント)の登場は時計業界の人にとって衝撃だったに違いない。
当時カローラと同等の値段をつけられたその腕時計は、まごうことなきクォーツ式腕時計なのである。
スイープ運針が当たり前の時計業界で、初めて見るステップ運針はその正確さとクォーツ式であることを誇示しただろう。
言うまでもないが、クォーツ式の時計でもスイープ運針は可能である。
それまでのフラッグシップであっただろう10振動の機械式時計など、はるかに上回る滑らかな運針が可能だ。
それはそのはず、クォーツ式32768振動という桁違いの振動数なのだから。
時計でいう振動数とは振り子の振れる回数を示しており、機械式時計においては、振り子が振れるたびに秒針が進むことになる。
先ほどの10振動の時計でいえば、0.1秒ごとに秒針が進むことになる。
100振動であれば、0.01秒ごとに秒針が進むので、より滑らかに進むということになる。
逆に言うと機械式時計でのステップ運針は難しい。
それ故に、省エネの面もあるだろうが、クォーツ式腕時計のあえてのステップ運針は機械式腕時計との差別化を強調するものであっただろう。
クォーツ式時計の登場に新時代の到来とロマンを感じていたことは想像に難くない。
しかし、さすがに自動車ほどもする腕時計を一般市民が簡単に購入できるはずもない。
そんな中、ついに一般市民がかなり頑張れば購入できる価格帯のクォーツ式時計が登場することとなる。
それがSEIKOの38系ムーブメントを搭載したクォーツ式腕時計である。
いくつかのグレードで販売されたが、それでもその販売価格は同時期販売されていた機械式グランドセイコーの2倍以上と意味不明な価格である。
それでも現在の現存数を見れば、相当多くの数が売れたに違いない、1970年代初頭のクォーツ式腕時計にはそのくらいの価値があったのだ。
そのため、最初は文字盤に「Quartz」と記載してあるだけのモデルであったようだ。
なぜならそう書くだけで十分。唯一無二、他のものと混同しようがないのだから。
なんとかっこいい。
そんな1970年代初頭の熱い思いをまとった時計がSEIKO38系ムーブメントである。
細かく分けると、「SUPERIOR」「VFA」「QT」「QR」「QZ」とモデルわけされている。
そしてこの時、グランドセイコーはいったんフラッグシップの座を奪われることとなる。
さらにしばらくして、SEIKOは機械式腕時計をカタログラインナップから外しているようだ。
そして、1988年にクォーツ式としてグランドセイコーが復活。
1993年に9Fムーブメントを搭載したグランドセイコーが再度フラッグシップとしての地位を取り戻したのは、多くの人が知るとおりである。
現在グランドセイコーについては、独立ブランドとしてクォーツ式、機械式、スプリングドライブ式とラインナップを拡大している。
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広告クォーツ式時計は安っぽい時計なのか
結論としては、どんな商品も値段なりの外観を与えられる。
つまりはクォーツ式がフラッグシップであった1970年前半のものは、それにふさわしい外観が与えられている。
そして、1970年代はデザインや製造技術も進化してきていて、斬新で洗練されたものも多い印象だ。
35系アストロンは18金無垢ケース等を採用されているので別格としても、38系ムーブメントを搭載したモデルも外観に安っぽさはみじんも感じられない。
これについては、写真ではなくぜひ実物を見てもらいたい。
特にQTシリーズ以上のモデルの高級感は説明しがたい納得感がある。
何の変哲もないスタンダードなデザインのものであっても、実に繊細でしなやかな美しさや気品を感じさせるものとなっている。
そこに小型化しきれなかったムーブメントを搭載した分厚く迫力あるケースデザインが組み合わされる。
このように、コストがかけられるということは、外観部品や材料にもコストがかけられるということである。
そんなコストをふんだんに使っているところが38クォーツの最大の魅力である。
いうまでもなく、数万円で購入できる現在の4R、6R系機械式のものと比較しても圧倒している印象である。
現在でも秒インデックスまで植文字を使われた文字盤は数えるほどしかないだろう。
美しいホログラム文字盤や和紙のようなスペシャルな文字盤も数えるほどしか存在しない。
1960年代のGSやROLEXなどの機械式腕時計が異常な高額で取引される一方で、これほどのクォーツ式腕時計が、現在では投げ売りのような価格である。
時計好きならば、ぜひ一本は持っておきたいムーブメントである。
クォーツ式腕時計は耐久性に不安があるのか
もう一つクォーツ式腕時計が、コレクターやマニアに避けられる要因はその耐久性だ。
イメージ的に古いものは不動のものが多く、部品欠品により修理も不可能に思われている。
多くの時計を持つコレクターにとって、耐久性、部品の確保は気になる部分であることは想像に難くない。
そこで、38系クォーツ式腕時計のムーブメントを実際に確認してみた。
部品欠品により修理不可能であるのは事実である。ただしそれは機械式腕時計も変わらない。
しかし、そんな不安を払拭するほど、この時期のクォーツは過剰なまでに頑丈なつくりといっていい。
ゼンマイを搭載した1番車を排除できたおかげで、歯車は大幅に小型化されている。
一方で、新規搭載となる電気系のすべての部品が大きく頑丈な構成、複雑な回路も搭載していない。
一点だけ制御用のICが積まれてはいるが、それも至極単純なものである。
用途からしてクォーツの振動数をカウントするカウンターとステップモーターを駆動するアンプだけのものだろう。
現在のICと比べれば、回路幅も十分に確保されているため、故障率も比較的低いと考えられる。
あとはコイルと大型の水晶振動子しか積まれていない。要するに壊れるものがほとんどないのだ。
機械式時計同等かそれ以上の耐久性で作られている雰囲気を感じる。
ではなぜ、故障のイメージが強いのだろうか。
それは電池駆動のため、常に稼働し続けているからであろう。
機械式時計なら、ゼンマイを巻かなければ48時間程度で駆動停止し、再度ゼンマイを巻くまで稼働はしない。
しかし、クォーツ時計は電池を入れたら1~2年間は駆動し続ける。
そのため、実働時間が機械式時計とは比較にならないのだ。
試しにワインディングマシーンに入れっぱなしにした機械式時計とクォーツ時計を比較してみるとわかるだろう。
ハイトルクである機械式時計のほうが先に寿命を迎える可能性が高い。
そのため、実際の38系クォーツ式腕時計の耐久性は、機械式腕時計とそん色ないものか、それ以上であると考えられる。
SEIKOからしてみれば、いままでにない新製品のクォーツ式腕時計をリリースするのである。
どうしても比較対象は従来品の機械式時計。
それも価格から見れば、GSをはるかにしのぐ性能でなければならない。
当然ながら、強度設計や回路設計、寿命設計をしたうえで、入念な比較試験が実施されたことだろう。
もし、機械式腕時計よりも先に壊れたら、新しいクォーツ式腕時計は高価なだけでやっぱりだめだとなってしまう。
そのため、回路を含む寿命については、やりすぎなくらい過剰スペックにしたと推測する。
事実、50年以上が経過した現在でも駆動している個体は数多く存在する。
クォーツ時計の駆動トルクは小さいのか
機械式時計とクォーツ式時計において、よく言われるのが駆動トルクの違いである。
クォーツ式は駆動トルクが低く、細い針しか回せないといったものである。
実際に1988年にクォーツ式として復活したグランドセイコーの針は細く、不評を買ったようだ。
これは半分正解であるといえる。
基本的には駆動トルクと回転数を掛け合わせたものがエネルギー量であるからだ。
ボタン電池の限られたエネルギー量で1年以上の駆動をするためには、駆動トルクの制御が必要である。
それに対し、機械式時計の駆動時間は48時間程度である。
もし、ボタン電池とゼンマイの保有エネルギーが同じであったなら、約150倍の駆動トルクの差が必要となる計算だ。
しかし、実際にはボタン電池の保持エネルギーのほうがゼンマイよりも圧倒的に大きい。
そのため、理論的には電流か電圧を大きくし、駆動時間を犠牲にすれば、駆動トルクを大きくできる。
単純にそうしないのは、ボタン電池と駆動コイルの許容電流、電圧、サイズの制限が要因であろう。
加えて駆動時間とムーブメント寿命を確保するためだろう。
事実、ダイバー系の針はクォーツ式とは思えないほど大きなものが存在するし、1993年以降のグランドセイコーは機械式と同等に見える針を装備している。
ものによっては、ステップ信号を複数回入力することでトルクを確保するムーブメントもあるようだ。
いずれにせよ、美しいステップ運針を可能にするためにはある程度の駆動トルクが必要になる。
中でも38系クォーツは各部品のサイズが大きく、ボタン電池はケースから飛び出すほど大型である。
測定したわけではないが、38クォーツムーブメントは現在のクォーツ式ムーブメントと比べてハイトルクであったのではないかと推測する。
回転軸のルビーの使い方からすると機械式時計の駆動トルクを参考に設計されている可能性すらある。
そのため、クォーツ式腕時計の駆動トルクが単純に小さいわけでないことがわかる。
とりわけ、精度が出て当たり前のクォーツ式時計においては、連続駆動時間やムーブメントサイズがそのまま比較スペックとなるため、競争力強化のためには、消費電力を抑える必要がある。
結果として電池を小さく、駆動トルクは抑え気味の設計をすることとなり、繊細なデザインが中心の製品が多くなるということだ。
現在の廉価クォーツとどう違う
ここまで見てみるとクォーツ式は機械式と比較して、不当な扱いを受けているようにも見える。
そこで今度は成熟したクォーツ式のムーブメントを見てみよう。
実用的な性能を有し、かなり安価な部類に入るCASIOスタンダードのムーブメントだ。
どうやらムーブメントはMIYOTA製であるようだ。
回転軸部にルビーは使用されておらず部品点数も必要最小限であることがわかる。
構造部品は小さく、とても50年後に稼働できるとは思えない構造だ。
しかし、見た方を変えれば、ここまで簡素な構造でも高精度で5~10年程度は余裕で稼働してしまうということだ。
当然2~3年ごとくらいに電池交換は必要になるだろうが、2~3年ごとにオーバーホールが必要となる機械式時計とは比較にならないランニングコストである。
とりわけ、水晶振動子と駆動コイル、ボタン電池の小型化は顕著である。
構造からしても、省電力化されていることは明白である。
しかし、基本構成は38系クォーツと同じであろう、これは機能が変わらないのだから変える必要はない。
そして、クォーツ式ムーブメントは大量生産も可能で、廉価に作ることができる。
機械式も7S、4R、6R系は比較的大量生産を可能としているが、さすがに1,000~3,000円での販売はされていない。
加えて小型のムーブメントはデザインの自由度を広げてくれる。
機械式である程度の性能を維持しようとすると1番車の大きさは変えようがない。
併せてトルク設計の関係上、歯車類も小型化も難しいだろう。
結果として、機械式ムーブメントのサイズはある程度決まってくるため、小型化についてはクォーツ式に及ばないということになる。
つまりクォーツ式は製作側から見れば、合理的でいいことづくめなのである。
安価に良いものを大量に供給できる。加えて肝心のムーブメントは人目に触れない位置にある。
これらより、技術的には38系クォーツのような高級なクォーツ式腕時計をつくることはできるが、廉価品との差分を理解してもらうことが難しい。
何せ10年も同じ時計を使うような人は、今やまれであるし、ムーブメントも見えないし、見えたとしても面白くないからだ。
現在でもアストロンやグランドセイコーの一部で高級クォーツを選択できる。
しかし、たとえグランドセイコーであっても予算が許すなら、クォーツ時計ではなく、機械式かスプリングドライブを選びたくなるのが人情である。
そんな需要を背景に時計業界としては高級クォーツ時計はその数を減らしていくことになる。
しかし、こだわりのマニアにはその違いが判るという人もいる。
特に運針の美しさはムーブメントの品質を映し出すポイントであるといえる。
ある程度の理想的な運針をするためには、駆動トルク制御が必要になる。
そのためには、大型のコイルとモーター、精密制御できるICを搭載する必要があるだろう。
そんなムーブメントは高級にならざるを得ない。
ちなみに38系クォーツには、秒針歯車のバックラッシュ対策に使う部品にすらルビーを用いて、調整機構までついている。
ちょっと意味不明なスペックで、そこまでするかといったところである。
私の見る限り、バックラッシュ抑制はなくても時計は機能するし、そこにルビーを使用する必要性は感じない。
しかし、高級感ある運針と長寿命を目指していて、コストに余裕がるのならば無意味とまでは言えないだろう。
このように必要最小限コストを上回るコストをかけられる場合、往々にして合理的でない部分にコストがかけられていく。
一時期流行した多石化競争の果ての100石のムーブメント等その最たるもので、自動巻きハンマーの重りにルビーが埋め込まれていた。
見えない部分のルビー装飾など、もはや要不要の世界ではなく、どのくらい無駄なコストがかけられているかを競っているかのようだった。
現実的には中3針の手巻き時計であれば、17石もあれば十分な性能を確保できるだろう。
どのあたりから作りが変わってきたか
ではいつごろからクォーツ時計は高級品という認識がなくなったのだろうか。
個人的な見解では、1975年頃には、すでにコスト削減の波が押し寄せていたように思う。
43系のムーブメントを見るとかなり、小型化と簡素化が見て取れる。
しかしながら、まだ外装には高級感を漂わせるそんなバランスであった。
皆さんご存じの通り、電気回路の進化は目を見張るものがあった。
クォーツ式腕時計もその恩恵にあずかり、急速にムーブメントの小型化を進めていく。
私の見る限り、38系クォーツの時には、まだ小型化に苦慮していたようである。
ケースから飛び出した電池ケースがその象徴だ。
あれは、およそ駆動時間と駆動トルクを確保するために必要な電池サイズを確保するためのものだ。
ある程度の熟成が進んだ48系クォーツの時には、電池ケースはフラットになっている。
しかし、58系クォーツになってもまだレディース時計に搭載できるほどのサイズにはなっていなかったようだ。
43系クォーツを搭載したあたりで風向きが明確に変わってきている。
ケースに対して圧倒的に小型のムーブメントは、レディース時計にも搭載を想定したものだっただろう。
十分な精度が出るのだからムーブメントが小さくても問題ないのである。
機械式時計がメンズモデルにレディースムーブメントを搭載しないのは、駆動トルク、駆動時間、精度確保の問題からだろう。
しかし、クォーツ時計ではムーブメントを小さく作ることで、多くのモデルに共通搭載することができる。
回路もどんどん小さくなるので、ムーブメントは簡素化、低価格化が進んでいくこととなる。
結果として、現在では38系クォーツのようなコストのかけられるクォーツ式ムーブメントは希少なものとなってしまった。
同時に高級感、所有感のあるモデルも激減したといえる。
そんな時代だからこそ輝く初期クォーツの38系ムーブメントのモデルたち。
さすがに不動のものも増えてはきたが、どこまで駆動し続けるか試してみたくもなる。
ただし、保存方法は機械式時計と異なり、電池を抜いて保存し、使うときに電池を入れなければならないので面倒ではある。
しかし、機械式時計にはないステップ針のビシッとした動きに美しさすら感じる。
そんな魅力にあふれたクォーツ時計を今一度見直してみたい気持ちになった次第である。
今回はここまでとする。
今後も時計情報を書いていきたいと思う。
何かの参考になれば幸いである。それではまた。
まとめ
初期クォーツは高級感がある
初期クォーツは頑丈
初期クォーツは魅力的な仕様