それは圧倒的な加速力とスピード感の世界
こんにちは、今日も元気にバイクに乗ろう。
バイクの魅力はなんといってもその軽量な車体が生み出す加速とオープンエアーによるスピード感である。
リッターバイクであれば250kg以下の車体に100PS以上のパワーがあるのが一般的である。
排気量1000ccともなるとコンパクトカー並みのエンジンに1/4ほどの車重である。数値の上ではスーパースポーツカー並みの加速が可能になる。
しかし、勘違いしてはいけないのが、あくまで「スピード感」であることだ。実際には車（4輪）の方が圧倒的に速い。
車輪を使った乗り物の要は、エンジンや車重ではなくタイヤであるからだ。
接地面が平らなタイヤを4つも装備している車と、湾曲した断面のタイヤを2つしか持たないバイクとでは、その性能は比較にならない。
よく車の接地面積はハガキ４枚分というが、バイクは500円玉2つ分だ。そんなものに生身でまたがっているのだから、正気の沙汰ではない。
なぜタイヤが重要なのか、その大きな理由として、タイヤのグリップを増すことは難しいが、エンジンパワーを増すことは比較的容易であるからだ。
単純に排気量を増せばエンジンパワーは比例して上がっていく。そして排気量を増したところでエンジン自体はそれほど大きくはならない。
50ccの原付のシリンダーはヤクルト程度、1000ccのシリンダーは500mlペットボトル2つ分である。
排気量を2000ccにしてパワーを2倍にしたところで、車重は2倍にはならない。なんならターボチャージャーをつけてやれば、エンジンパワーをさらに上げることができる。
つまり、パワーウェイトレシオだのトルクウェイトレシオだのを改善することは比較的容易である。
それに対して、タイヤの性能を２倍にすることは並大抵ではない。まあ、タイヤの数を２倍にするという方法があるが、、、。
身近にある非日常的な乗り物
クーラーもなければ、屋根も付いていないため、夏は暑く、冬は凍え、雨が降れば濡れる。停車中は自らの足で支えなければならない。
万が一事故を起こせば、身体は空中に投げ出される。かといって車より速いわけでもない。あと、念のため書いておくが、決して女子にはモテないので、くれぐれも勘違いしてはいけない。
つまりは、バイクに乗る合理的な理由などほとんどない。
そんな非合理的な乗り物に乗りたくなる理由は、ただただ、乗っていて楽しいからだ。
直線を加速している時、曲がり角を曲がる時、ブレーキをかける時ですら、車とは違う緊張感が走る。
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危険だからこそメンテナンスが重要
バイクは万が一の時、大変危険な乗り物であるため、決してオススメはしない。家族や友人も決して賛成しない。しかし、どうしても乗りたい場合は、安全に十分に注意して、車体のメンテナンスと心の鍛錬を欠かさないようにしよう。
本ブログでは安全に楽しくバイクライフを送るための参考情報を書いていく。
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