BMWあるあるシリーズ、いつの間にかなくなるエンブレム
- 作業難易度 :★★(ボンネット傷つけ注意)
- 事故時の危険度:★(特に想定される危険はない)
- 体感度 :★★★★★(やっぱりこれがないと寂しい)
- 作業時間目安 :約30分
- 予算 :約7,000円(純正エンブレム)
- メンテ周期 :5〜10年毎(取れたら)
- 注意点 :社外品は耐久性もさることながら、あまり上品でないので避けること
こんにちは、今日も元気にメンテナンスしていこう!
今回もBMWあるあるシリーズを紹介する。
早速だが自動車大国日本に住んでいて、わざわざBMWを買う理由にはどんなものがあるだろうか。
- 優れた走行性能だろうか
- 優れた信頼性だろうか
- 優れたエンジン性能だろうか
そうきっと多くの人はそんなことは関係ない、ただBMWだから買うのである。
それを象徴するものが、車にあしらわれたBMWのエンブレムであるといえる。
そして見てのとおりである。そう見ての通りBMWのエンブレムがない。
ボンネットの先端にあるはずのBMWエンブレムがないのだ。
走行後に駐車場に止めたときに、ふと気づくとあるべき場所にあるべきものがなかったのだ。
どういうことか、軽い衝撃を受けたことは言うまでもない。
しかし、調べてみるとこれもBMWあるあるとのことだ(いいのかそれで)。
そうなると、むしろ良くもったほうであると評価できる。
ただ思うのは、これって取れてもいいようなものなのだろうか。
所有者というよりは、メーカ側が受ける被害が大きい気がする。
まずは残った土台を引きはがす
【Amazon.co.jp 限定】エーモン 内張りはがし ポリプロピレン製ソフトタイプ (1427)さて、時間をおいて落ち着いたら、淡々と修繕していこうと思う。
まずは、残った土台を観察してみる。すると接着剤の跡が見て取れる。
うぉーい!接着剤だけで留めてたんかーい!!と心で叫んだことは言うまでもない。
さらにはこの土台のほうはボンネットにはめ込まれているだけだ。なぜ本体も一緒にはめ込まないのだ。
簡単には取れないので、ボンネットを傷付けないように内張はがしではがしとる。
裏側はピン2本とゴムブッシュで固定されているはずだ。
ちなみにピンが中折れすると取り除くのに一苦労である。
落ち着いてゆっくり外していこう。
溜まった汚れを取り除く
きっと隙間に汚れが多く溜まっていることだろう。
特に大きな意味はないが、きれいにしておく。
なぜだろう、ここに何もないとひどく寂しく感じる。
まあ、この車の本体部分といってもいいものなので、ぜひ取れないでほしいものだ。
補修用のエンブレムを用意する
BMW 純正エンブレム 82mm 純正グロメットセット 51148132375何やら、エンブレム部分にはめ込みたくなるものは多くあるだろうが、ここは純正を使用する。
社外品やらも多くあるが、やはりやっちまった感やDQN感があふれ出るだろう。
そうそう、BMWを購入して日が浅い人に多いが「M」のエンブレムを付けることはお勧めしない。
リアやフロントにつけている人を見かけるが、やるならば車内にとどめよう。
BMWは知っていても「M」を知っている人は少ない。
そして「M」を知っているような人は、車体が本物かどうかは一目瞭然だ。
さらに自己満足でするなら、いつも視界に入るハンドル周りのほうが効果があるはずだ。
同様の理由でここは純正1択である。グロメットなるゴム部品も付属している。
新旧エンブレムを比較してみる
まずは表面左が旧品、右が新品である。外淵の形状が微妙に違うらしいがよくわからない。
裏面は旧品がメッキで新品がメッキなし黒である。
ピン形状も異なる。なんとなくだが新品はコストダウンを図られた感じがする。
噂によると裏面メッキがないものは、今回のようなエンブレム剥がれの対策がされたものらしい。
実にうれしいことである。
今後はもう消耗品でなくなるということだろうか。
ボンネットの穴にピン受けのゴムをはめ込む
では、早速取り付けしてみよう。
取り外しと比較すると実に簡単に取り付けできる。
ボンネットの穴にグロメットを差し込もう。
これで準備は完了だ。
エンブレムをはめ込んで復活
あとはエンブレム本体のピンをグロメットに嵌めてグイっと押し込めば装着完了。
簡単に取り付けができ、簡単には外れない素晴らしい設計であると思う。
あとは再発しないことを祈ることとしよう。
あと、気のせいかもしれないが新品のエンブレムは輝いて見える気がする。
まるで新車になった気分である、、、、は言い過ぎであるが、気持ちはいい。
ちなみにボンネットとトランク側のエンブレムはサイズが異なるので注意しよう。
今度はトランク側が外れるのか、、、、
まあ、その時はその時に考えよう。今回はここまで、それではまた。
まとめ
- BMWのエンブレムは消耗品(対策後のものを除く)
- エンブレムがないと寂しい気分になる
- 純正品以外の変なエンブレムを付けるのはやめたほうがよい
- やっぱり新品は気持ちいい