BMWのエアコンガス圧力の正常値は?

- 作業難易度 :★★(専用工具が必要、圧力測定は簡単)
- 事故時の危険度:★★(エンジンが冷えてることを確認しよう)
- 体感度 :★(ただの測定)
- 作業時間目安 :10~15分
- 予算 :約5,000円(チャージホース、エアコン冷媒ガス缶)
- メンテ周期 :冷房性能低下を感じた時、または数年ごとの状態確認
- 注意点 :手順を確実に守ること。ガスが駄々洩れにならないように
BMW E90(R134a冷媒)のエアコン低圧側圧力は、エアコンを最大冷房状態で作動させた場合、約0.2〜0.3MPa程度がひとつの目安になる。
ただし、この数値だけでエアコンガスの残量を判断することはできない。
自動車のエアコン冷媒は、圧力ではなく封入されている冷媒量(重量)によって管理されているためである。
BMW E90 320iの場合、冷媒量はR134a 約590g±10gが指定値となっている。
圧力計で確認できるのは、あくまで「冷媒が循環している状態か」「コンプレッサーが正常に圧力を作れているか」という目安であり、実際に何g残っているかまでは判断できない。
例えば、冷媒が少し不足していても外気温やエンジン回転数によって圧力表示は変化する。そのため、圧力が正常範囲に見えても冷房性能が低下している場合がある。
今回のBMW E90 320iでは、エアコン最大作動時に約0.2MPaを表示したが、冷却性能は十分ではなかった。その後、約200gの冷媒を追加したところ、圧力は約0.3MPaまで上昇し、エアコンの効きも改善した。
この結果からも、圧力ゲージは冷媒不足を判断するための参考値として有効だが、正確な診断には吹き出し温度やコンプレッサー動作、最終的には冷媒重量の確認が必要だと分かる。
また、エアコン冷媒は本来、密閉された配管内を循環しているため、理論上は減少するものではない。
しかし実際の車両では、エンジンルーム内の高温環境、走行時の振動、ゴムホースや接続部の経年劣化によって、少しずつ冷媒が抜けることがある。
特にBMWのような高性能車では、エアコン配管もエンジンルーム内の限られたスペースに配置されており、長期間使用すると冷媒量が低下するケースもある。
エアコンの効きが以前より悪くなった場合は、まず冷媒圧力を確認し、不足している場合は補充を検討するとよい。
ただし、エアコン不調の原因は冷媒不足だけではない。コンプレッサー、センサー、電装系、エキスパンションバルブなどの故障でも同じ症状が発生するため、ガス補充だけに頼らず原因を切り分けることが重要である。
エアコンガス圧力が低いと現れる症状
エアコン冷媒ガスが不足すると、最も分かりやすい症状はエアコンの冷却性能低下である。
自動車のエアコンは、冷媒ガスをコンプレッサーで圧縮し、膨張させることで熱を移動させている。そのため、冷媒量が不足するとエアコン内部で十分な熱交換ができなくなり、冷たい風が出にくくなる。
代表的な症状は以下の通り。
- エアコンを最大冷房にしても冷えない
- 以前より冷えるまで時間がかかる
- 吹き出し口からぬるい風が出る
- アイドリング中に冷えが弱くなる
- 暑い日にエアコンの効きが悪くなる
- コンプレッサーの作動と停止を頻繁に繰り返す
特に確認したいのが、走行中は冷えるが停車中や渋滞時に冷えなくなる症状である。
また、冷媒ガス不足は単純に「冷えない」という問題だけではない。
エアコン冷媒と一緒に循環しているエアコンオイルは、コンプレッサー内部の潤滑にも使用されている。そのため、冷媒漏れが発生している場合は、同時にオイルが失われている可能性もある。
冷媒不足の状態で長期間使用すると、コンプレッサーへの負担が増加し、別の故障につながる場合もある。
ただし、エアコンが効かない原因は冷媒不足だけではない。
例えば以下のような原因でも同じ症状が発生する。
- コンプレッサーの故障
- プレッシャーセンサーの異常
- 電装系や制御系の不具合
- エキスパンションバルブの詰まり
- コンデンサーやエバポレーターの故障
そのため、「エアコンが冷えない=ガス不足」と判断して、すぐに冷媒を追加するのは注意が必要である。
まずは圧力ゲージで現在の状態を確認し、冷媒不足なのか、それとも別の原因なのかを切り分けることが重要である。
BMWのエアコンガス圧力をゲージで点検する方法
BMWのエアコン冷媒ガス圧力は、専用のチャージホースと圧力計(ゲージ)を使用することで簡易的に確認できる。
ただし、圧力計で確認できるのはあくまで「現在の冷媒圧力」であり、エアコン内部に残っている冷媒量(g)を直接測定するものではない。
BMW E90の場合、冷媒量はR134a冷媒約590g±10gで管理されているため、正確な残量を確認するにはエアコンガスクリーニングによる回収・計量が必要になる。
エアコン冷媒ガスは2年くらい前にショップでエアコンガスクリーニングに出して、適正値にメンテナンス済みである。
圧力ゲージによる点検では、
・冷媒が極端に不足していないか
・コンプレッサーが正常に圧力を作れているか
・エアコンシステムが動作しているか
を確認するための目安として使用する。
点検は以下の手順で行う。
- エンジンを始動する
- エアコンを最低温度、風量最大に設定する
- 窓を開けてエアコンを最大負荷状態にする
- コンプレッサーが作動していることを確認する
- 低圧側サービスバルブへチャージホースを接続する
- 圧力計の数値を確認する
エアコン停止状態では、高圧側と低圧側の圧力差がなくなるため、冷媒循環状態を判断することはできない。
そのため、必ずコンプレッサーが作動している状態で測定する。
BMW E90(R134a冷媒)の場合、外気温にもよるが、エアコン作動時の低圧側圧力は約0.2〜0.3MPa程度がひとつの目安になる。
ただし、外気温やエンジン回転数、コンプレッサー制御によって圧力は変化するため、数値だけで正常・異常を判断することはできない。
今回のBMW E90 320iでは、測定時の圧力は約0.2MPaだったが、冷房性能は十分ではなかった。
その後、約200gの冷媒を追加したところ、圧力は約0.3MPaまで上昇し、冷却性能も改善した。
この結果からも分かるように、圧力ゲージは冷媒不足を判断するための有効な目安になるが、最終的には吹き出し温度や冷媒量、コンプレッサー動作などを合わせて判断する必要がある。
また、冷媒ガスを補充する場合は、低圧側からのみ作業する。
高圧側へ誤って接続すると、非常に高い圧力がかかるため危険である。
DIYで点検する場合は、圧力だけを見るのではなく、「なぜ冷えなくなったのか」を確認することが重要である。
冷媒不足であればガス補充によって改善する可能性があるが、漏れやコンプレッサー故障の場合は別の修理が必要になる。コンプレッサー動作、エキスパンションバルブなど複数の要素を確認する必要がある。
ボンネット内のエアコンガスバルブ位置を確認

エアコンガスの圧力を測定するためには、まず、ボンネットを開けてエアコンガスバルブの位置をチェックする。
いろんな構造が入り組んでいるエンジンルームでわかりにくいが、左手前に高圧側のバルブと右奥に低圧側のバルブが設置されている。
高圧側、低圧側というが、これはコンプレッサー稼働時の状態を示しているので、停止時はほぼ同圧力になるだろう。
そのため、冷媒ガスラインにアクセスするときは、コンプレッサー稼働状態で低圧側からアクセスするのが無難である。
所詮車というモノの機能から見れば、エアコンなど付加機能にすぎない。車屋は車屋であって、エアコン屋であったり電気店ではないということを再認識しよう。
つまりは、エンジンルーム内に居候させていただいている身分、それがエアコンである。
エンジン設計者からすれば、エアコンの設置スペースなど邪魔以外の何物でもない。
走る、曲がる、止まるを悪化させる上にエンジンパワーを消費するコンプレッサーまで積んでいる。
そんな、肩身の狭いエアコンだが、私は全力で応援する。
ちなみに、今回は低圧側のバルブを使用してガス圧をチェックする。
エンジンルーム向かって右側のサスペンションあたりにある樹脂キャップがそれである。

エンジンルーム向かって左手前にあるエアコン冷媒ガスの高圧側バルブ。オートマフルードの入油口あたりにある。
高圧側は低圧側より細い径となっており、逆接続防止されている。
ちなみにヘッドライト周りは感電注意とあるので、ボンネットを覗く際はヘッドライトは消しておいたほうがいいだろう。

こちらが本命のエアコン冷媒ガスの低圧側バルブ。
先端は樹脂キャップで保護されている。

保護キャップを開けると米式バルブにも似たものが姿を現す。中央の突起を押し込むとバルブが開き冷媒ガスが噴出する。圧力がかかっているので、そう簡単に開くものではないが、つつかないように注意しよう。
エアコンガス圧力チェックに必要な工具を確認

ここで、今回必要となる機器を紹介する。
チャージホースと冷媒ガス、エアコンガスオイルの3点だ。
今回のように圧力チェックのみであれば、エアコンガスオイルの缶は必要ない。
ただし、ガス圧チェックの結果、冷媒ガス圧不足の場合は、冷媒ガスが必要になる。
また、オイルが抜けている場合は、コンプレッサー保護のためエアコンガスオイルも必要になる。
エアコンガスオイルは冷媒ガスと共にエアコン内を循環している。
減るものではないが、もし穴があって抜けている場合は、穴を埋めた後に補充する必要がある。



ガス缶側のチャージホースアダプタ
蝶ネジがついていて、反対側には針の先のようなものがついている。
この先端でガス缶に穴をあけてガスをチャージする。
そのため、最初は針を最大までひっこめた状態でガス缶に接続する。


チャージホースの反対のアダプタは、車両側のエアコンガス低圧バルブに接続する。
これは押し込むと接続できるようになっている。
各アダプタの間にある目盛りが圧力計で、エアコン冷媒ガスの圧力を測定することができる。
当然であるが、ガス缶側を先に接続しておかないと冷媒ガスが駄々洩れになるので注意が必要だ。
ボンネット内部のバルブにチャージホースを接続する



チャージホースの準備ができたらいよいよエアコンガスルートに接続する。
エンジンを起動して、エアコンをMAXに設定、窓も全開にしておく、するとコンプレッサーがフル稼働状態となるだろう。
この状態で、チャージホースのコネクタを低圧バルブ側に接続する。最初は嵌まりにくいかもしれないが、グッと押し込むとアダプタが嵌まる。
この際にガスがプシュッと漏れることがあるが、臆せず押し込もう。
斜めにだけ入っていたり、ガスが抜け続けなければ大丈夫だ。
うまく接続できたらこの状態でガス漏れがないことを確認しよう。
もし、ガス漏れの音がするようならチャージホースから先に穴が開いているので、速やかにホースを取り外そう。
正しく取り付けできたら、チャージホース内の空気を抜く。
ガス缶側を一瞬緩めてプシュっと音がしたら再び締めて完了だ。
この状態でチャージホース内もエアコン冷媒ガスとなる。
以上でセッティング完了である。
エアコンをMAX起動でガス圧を確認する

圧力計の適正値内針があれば、エアコン冷媒ガス圧力に問題なしであるといえる。
もし圧力不足であれば、冷媒ガスをチャージして再度圧力確認という手順になる。
どうしても気体であるので、2年ごとくらいは圧力をチェックしてガス圧が正常であることを確かめるといいだろう。
エンジン動作中の動画を参考に載せておくのでよかったら参考にしてほしい。
コンプレッサーの稼働状態で圧力が変化していることがわかる。
そのため、実は圧力をチェックしても、実際の管路内のガス重量を知ることはできない。
少なくともコンプレッサーが適正ガス圧まで上げられる程度のガスが入っているということは確認できる。
この圧力を保てなくなった時が、エアコンが効かなくなるということだろう。
エアコンの効きが悪い場合は、ガスチャージで対応することができる。
BMW E90で実際に測定した結果
ちなみに今回適正値と書いてある0.2MPa程度ではエアコンが正常動作しなかったので、約200gのエアコンガスを追加。
結果的にガス圧力は0.3MPa程度に上昇した。
その状態で、エアコン動作がある程度正常となった。
つまり、実際には0.3MPa程度のガス圧が適正な気がするが、圧力計ではエアコンガス重量を測定することができないので参考値となる。
エアコンガスの適正値は590g±10gと記載があるので、正しくはエアコンガス重量で規定するものである。
ちなみに、ショップでガスクリーニングを行うとガス残量と追加量をg(グラム)単位で測定することができる。
エアコンが効かなくなった時点で一回お願いするとどの程度補充すればよいかの参考になるだろう。
本機の場合は、約2年でエアコンが全く効かなくなり、エアコンガスクリーニングに出すと充填量590gに対し、400gほど抜けていたとのこと。
そのため、今回エアコンの効きが微妙な状態で、200g足したのでちょうどいいくらいかと思う。
今回の車両では約200g補充で冷却性能が改善した。ただし漏れ量や車種によって異なるため、あくまで今回の事例として参考にしてほしい。
冷媒は多く入れれば冷えるものではなく、過充填になると冷却性能低下やコンプレッサー負荷増加につながる場合がある。DIY補充では少量ずつ確認しながら作業することが重要だ。
そして、エアコンが効かない原因は、なにもエアコンガス抜けだけではないので、エアコンガス補充で動作が改善されない場合は他の原因を確認する必要がある。
エアコンガス補充で改善するケース・しないケース
エアコンの効きが悪くなった場合、まず疑われる原因が冷媒ガス不足である。
しかし、エアコンが冷えない原因は冷媒ガス不足だけではない。ガス補充によって改善するケースもあれば、まったく改善しないケースもある。
そのため、むやみにエアコンガスを追加するのではなく、原因を切り分けることが重要である。
エアコンガス補充で改善するケース
エアコンガス補充で改善する代表的なケースは、冷媒ガスが自然に減少している場合である。
車のエアコン配管は完全な密閉構造ではあるものの、配管接続部のシールやゴムホースを使用しているため、長期間使用すると少しずつ冷媒が抜けていく。
特にBMWのような高性能車では、エンジンルーム内に多くの部品が配置されており、エアコン配管も振動や温度変化の影響を受けやすい。
冷媒ガスが少なくなると、以下のような症状が発生する。
- 冷たい風は出るが以前より冷えない
- エアコンを最大にしても室温が下がりにくい
- コンプレッサーが頻繁にON/OFFを繰り返す
- 暑い日に特に冷房性能が不足する
このような症状で、冷媒量が不足している場合はガス補充によって改善する可能性が高い。
今回のBMW E90 320iでも、約2年前にエアコンガスクリーニングを実施していたが、再確認すると結果として、冷媒量が減少していたと推測される。
エアコンガス補充では改善しないケース
一方で、エアコンガスを追加しても冷えない場合もある。
代表的な原因は以下の通りである。
1. 冷媒漏れが発生している場合
エアコン配管やコンデンサー、エバポレーターなどに大きな漏れがある場合、ガスを補充しても短期間で抜けてしまう。
この場合、必要なのはガス補充ではなく、漏れている箇所の修理である。
特にガス補充後、数週間〜数か月で再び冷えなくなる場合は、漏れを疑う必要がある。
2. コンプレッサーが正常に動作していない場合
エアコンの心臓部ともいえるコンプレッサーが動作していない場合、冷媒が適切に循環しない。
この場合、冷媒量が正常でも冷房性能は発揮できない。
コンプレッサーの故障やマグネットクラッチ、制御系の不具合などが原因となる。
3. 電装系やセンサー異常の場合
現代のBMWでは、エアコンも電子制御されている。
温度センサーや圧力センサー、制御モジュールなどに異常がある場合、冷媒が十分でもコンプレッサーが適切に制御されないことがある。
4. エアコン内部部品の故障
エキスパンションバルブやエバポレーター、コンデンサーなどが故障している場合も、ガス補充だけでは改善しない。
エアコンシステムは単純に「ガスが入っていれば冷える」というものではなく、冷媒を圧縮・膨張させる一連のサイクルが正常に動作する必要がある。
ガス補充前に確認すべきこと
エアコンガス補充は比較的簡単な作業に見えるが、入れすぎもトラブルの原因になる。
冷媒が多すぎると、コンプレッサーへの負荷増加や冷却性能低下につながる場合がある。
そのため、まずは以下を確認するとよい。
- エアコン作動時にコンプレッサーが動いているか
- 低圧側圧力が極端に低くないか
- 配管や接続部に漏れ跡がないか
- エアコン使用時に異音がないか
エアコンガス補充は万能な修理方法ではない。
しかし、冷媒不足による性能低下であれば、比較的低コストで本来の性能を取り戻すことができる。
重要なのは「冷えないからガスを入れる」ではなく、「冷えない原因が冷媒不足なのかを確認してから補充する」ことである。
まとめ
- エアコン冷媒ガスは少しずつ確実に漏れている
- 圧力測定、ガス補充はエアコンをMAX起動状態で行う
- 必要以上にガスを漏らさないように注意する
- ガス圧は参考値、ガス量が適正値になるようメンテナンスしよう
- エアコン不調の原因はエアコンガス抜けだけとは限らない
よくある質問(FAQ)
Q.BMWのエアコンガス圧力の正常値は?
A.
BMW E90(R134a冷媒)の場合、エアコン作動時の低圧側圧力は約0.2〜0.3MPaがひとつの目安である。
ただし、圧力だけでは冷媒量を正確に判断することはできない。
自動車用エアコンの冷媒量は重量(g)で管理されており、BMW E90 320iではR134a冷媒約590g±10gが指定値である。
圧力ゲージは、冷媒不足やエアコンシステムの状態を確認するための参考値として使用するものである。
Q.エアコンガスが不足するとどんな症状が出る?
A.
冷媒ガスが不足すると、エアコンの冷却性能が低下する。
代表的な症状は以下の通りである。
・エアコンを最大冷房にしても冷えない
・以前より冷えるまで時間がかかる
・吹き出し口からぬるい風が出る
・渋滞や停車中に冷えにくくなる
・コンプレッサーが頻繁に作動と停止を繰り返す
ただし、エアコンが冷えない原因は冷媒不足だけではない。
コンプレッサー故障、圧力センサー異常、電装系トラブル、エキスパンションバルブ不良などでも同じ症状が発生するため、原因を切り分けることが重要である。
Q. BMWのエアコンガスは自然に減るもの?
A.
理論上、密閉されたエアコンシステム内の冷媒は減少しない。
しかし実際の車両では、ゴムホースや配管接続部のシール部分から少しずつ冷媒が抜けることがある。
特に年式の古いBMWでは、経年劣化や振動によって冷媒量が低下するケースがある。
Q.エアコンガスを補充すれば必ず直る?
A.
冷媒不足が原因であれば、エアコンガス補充によって冷却性能が改善する可能性がある。
一方で、以下のような場合はガス補充だけでは改善しない。
・冷媒漏れが発生している
・コンプレッサーが正常に動作していない
・圧力センサーや制御系に異常がある
・エキスパンションバルブなど内部部品が故障している
エアコンは冷媒が入っていれば必ず冷えるという単純な構造ではなく、圧縮・膨張・熱交換のサイクル全体が正常に動作する必要がある。
Q.エアコンガス圧力はDIYで確認できる?
A.
確認可能である。
R134a用チャージホースと圧力計を使用すれば、低圧側サービスバルブからエアコンガス圧力を簡易的に確認できる。
ただし、圧力ゲージで確認できるのはあくまで冷媒圧力であり、内部に残っている冷媒量(g)を直接測定するものではない。
正確な冷媒量を確認する場合は、エアコンガスクリーニングによる回収・計量が必要である。
また、冷媒は高圧ガスであるため、作業時は安全に注意して実施する必要がある。


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