[ad01]

グリーンクロノグラフ SEIKO SBTR017

かなり頑張ってるSEIKOクロノグラフシリーズ

こんにちは、今回はSEIKOクロノグラフであるSBTR017を紹介する。

本機はセイコーセレクションと名付けられたシリーズで、海外向けのモデルである。

基本的には、型式8T63と呼ばれる量産型のクォーツクロノグラフムーブメントを搭載したなんの変哲もない腕時計である。

似たようなものは6T63ムーブメントで2010年代ごろから販売され続けているし、廉価かつ人気のSEIKOエントリーモデルである。

定価は3万円程度とのことだが、2023年現在の流通価格はその半分くらいだ。

まあ、価格ついては流動性があるので一概には言えないが、安いなと感じるものは価格が上がることもある。

以前紹介したモンスターのメタルベルトも流通価格が30%以上値上がりしてたので、そんなものだろう

6T63ムーブメントを搭載したSSB031を見たときに、買いやすいし、かっこいいモデルだなあと思っていたが、その後継機である8T63が発売されても、正直あまり気にも留めてはいなかった。

圧倒的なグリーン&ゴールドなデザイン

しかしながら、このSBTR017を見たときは8T63シリーズへの見る目が変わったといっていい。

個人的感覚かもしれないが、とにかくこのモデル、この配色が特にかっこいいのだ。

吸い込まれるような深い緑のサンレイ文字盤と多面カットされた金色のインデックスにクロノグラフの3眼デザインがとても好みである。

ケースデザインについても特別高級感は感じないが、全体のデザインと調和している感じがする。

これにブラウンのレザーベルトと純正では珍しいDバックルが組み合わされていて、実勢価格はなんと2万円を割り込んでいるという。

量産型のムーブメントが廉価であることや細部の作りに手間がかかっていないのは間違いないが、この価格で、これだけの見栄えのいい外装を用意できるのは驚きに値する。

どちらかというとアンティークの品質の良さに魅力を感じる私であるが、このモデルだけは、新品で買える時に手に入れておきたいと思ったほどである。

さらに、SEIKOあるあるだが、写真よりも実物のほうが断然かっこいい。

価格的に比較対象にはふさわしくないが、配色的にはSARB017アルピニストのクロノグラフモデルのようである。

そして、ビジネスシーンというよりは、休日のカジュアルシーン合いそうなデザインでもある。

それも海よりは、山や川沿いの散歩やドライブといったところだろうか。

ディープグリーンの文字盤とブラウンのレザーベルトが想像させる自由な妄想はとどまるところを知らない。


セイコーセレクション SEIKOSELECTION SBTR017 メンズ

[ad01]

広告

機能的には普通にクロノグラフ

当たり前であるが、機能的に言えば、普通にクロノグラフ、つまりはストップウォッチ機能を搭載している。

精度もクォーツ時計であるので、通常の使用に支障はないだろう。

機械式時計が使える人なら、むしろその精度に安心かすら感じるだろう。

3つある小ダイアルの配置的には左からクロノグラフ分針、通常の時計の秒針、24h表示である。

他にもデイト表示にタキメーターを搭載、リューズ2段引きで秒針停止と基本機能に不足はないだろう。

このムーブメントのうれしいポイントとして、クロノグラフリセット時は、機械式のように瞬時にゼロリセットされる点である。

このあたりもマニア心をくすぐる点であるが、なぜか販売ページには積極的に記載されている様子がない。

レザーベルトにDバックルがうれしい

地味であるが、私の評価ポイントとしてDバックルの付属がある。

この値段帯でまさかの装備である。

何のことはない部品に見えるが、いざ手に入れようと思うと数千円はかかるものである。

もはや、大量生産のなせる業といっていい。

レザーベルトも特別高級感のあるものではないが、1,000円程度で買えるような激安品でもない。

レザーベルトは軽く、付け心地もよく、エレガントで大人っぽさを出すには、便利であるが、その耐久性はメタルベルトに及ばない。

そこで、このDバックルを使用すると少しだけ寿命が延びるというものである。

不意の落下のリスクも減らせて、私は大好きな部品である。


[セイコー] SEIKO 尾錠巾18 mm Dバックル プッシュ式 SEIKOロゴ入り 銀色

類似モデルも見てみよう

さらに8T63シリーズには別のモデル(別デザイン)も多く存在する。

その中の一つがこれだ。SBTR027

繊細なブルーグレーサンレイの文字盤にブラックの小ダイアル、さらにブラックのタキメーターが全体的な締まりを演出する。

これも実にかっこいいが、これを見たときに、ああ、あれと似てるなって思ってしまった。

「ROLEX コスモグラフ デイトナ」

いや、あくまでたまたま似ているだけとか、それほど似てないとか、なんとか、、、、

うーん、どうでしょう。かなり微妙な感じではあるが、きっと大丈夫なんだろう。

当然、値段は天と地ほど違うので、比較対象にもならず問題ないのかもしれない。

さらにブラックモデルともなると、もう、これはっ?てなるくらいに感じるが、、、、

まあ、幸いなことにグリーンモデルはその色のせいか似ても似つかないので、安心できそうである。


[セイコー]SEIKO セレクション SELECTION 腕時計 メンズ クロノグラフ SBTR027

今回はここまでとする。

本記事が時計ライフの一助になれば幸いである。

それではまた。

まとめ

  • SBTR017はかっこいい(個人の感想です)
  • あれに似てるかも(個人の感想です)
  • 一本持っとくか

[ad01]