とりあえずシューツリーを手に入れよう
シューツリーは靴の中に入れて、靴の形崩れを防ぐためのものだ。靴を履くとどうしても母子球部分が折れ曲がってしまう。結果的につま先部分が反り上がっていく。それを修正するためのものがシューツリーである。
つま先が反り上がった靴はとても見苦しい。折れ曲がったままでは、汚れがたまりアッパーの素材も痛んでしまう。
家に帰り靴を脱ぎ、靴を下駄箱にしまう時には、ブラシで埃と泥を払い、必ずシューツリーを入れる。これは日常的に行える靴の基本メンテナンスだ。そして、次の日は別の靴を履くこと。連日同じ靴を履くと痛みが早くなる。
これは革底でもゴム底でも、革靴でも、スニーカでも同様だ。まずはいくつかシューツリーを手に入れてみよう。数的には3個もあれば間にあうが、出し入れが面倒なので、ローテーション分揃えてしまった方が楽である。
シューツリーで検索するといろいろなものが出てくるはずだ。それこそどれを選んでいいかわからない。シューツリーを入れないよりは入れたほうがいいが、より良いものを選べる手助けになれるよう情報を書いていく。
プラスチック製か木製か
大きく分けてシューツリーはプラスチック製と木製に分かれる。好みで選べば良いかと思うが、下記にそれぞれの特徴を記載する。
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プラスチック製のシューツリーの特徴
- 安い
- 軽い
- 衛生的
- 湿気は調整できない
- においは取れない
プラスチック製の良いところはとにかく安いことである。1,000円もあれば手に入れることができる。シューツリーとしてのメイン機能である靴の形崩れは十分に防いでくれる。
形はどれも大同小異なので気に入ったものを選べば良い。少なくともバネ製よりは、調整機構のあるリジッドなものが使いやすい。
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木製のシューツリーの特徴
- 湿度をある程度保てる
- 削り込む事で形状を調整できる
- においを軽減できる
- 高い
- 重い
木製のシューツリーの良いところは形崩れを防ぐのみならず、湿気の調整や脱臭まで行ってくれることである。木製の場合は表面に塗料やニスが塗っていないものを選ぶこと。見た目は良いがせっかくの機能が台無しだ。
値段は下手をすると靴より高いんじゃないかと思うものまで幅広くある。安いものでは1,500円前後からあるが、2,500〜5,000円も出せば十分なものを買うことができる。
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シューツリーの選ぶポイント
シューツリーの形も多くのものがあるが、靴の形に合ったものがいい。大きすぎれば、形を崩してしまうし、小さすぎても効果が半減だ。
木製のシューツリーを選ぶときのチェックポイントをまとめる。
- 靴の形に合った物
- シューツリーにサイズの展開があるもの
- 足の甲のシワが伸ばせるもの
- かかとが小さすぎないもの
- 表面が素材のもの
- 材料は消臭、殺菌効果のあるレッドシダー他
- 出し入れしやすいもの
上記のポイントを踏まえた上で、自分の足にあったシューツリーを見つけてみよう。
まとめ
- 靴の形を保つ
- 靴の湿気を適切に保つ
- 靴の臭いを軽減する
- 結果として靴が長持ちする