1日でも早く始めるべき盆栽の魅力

盆栽のイメージをアップデートしよう

こんにちは、今日も元気に盆栽していこう。

今回は、盆栽の魅力について書いていく。

盆栽と聞くとどのようなイメージを持っているだろうか。

こと日本では、あまりいいイメージを持たれていないというのが現実である。

それはなぜか、原因ははっきりしている。

某国民的アニメにおける「実年齢よりもだいぶ老けて見えるあのキャラクター」の罪は計り知れない

せっかくの素晴らしい文化に余計なイメージを植え付けたといっていい。

以下に盆栽のイメージを簡単にまとめてみる。

  1. 盆栽はまだ早いよ→年寄りの趣味
  2. 何が楽しいの→動かないもの、退屈なもの
  3. 花も咲かないしつまらない→とりあえず松
  4. うちはマンションだし→庭がないとできない
  5. 波平の趣味でしょ
  6. カツオが野球をしていると割れるんでしょ
  7. 割ると波平に怒られるんでしょ

まったくもってとんでもないことだ。

上記項目の5〜7以外は全く真実ではない。

いますぐ間違った盆栽のイメージをアップデートすることをお勧めする。

日本よりもむしろ海外で評価の高いのが盆栽である。

もし盆栽大国の日本に生まれたのならば、たしなまないのは損というものだ。

盆栽は年寄りの趣味ではない

これこそが、盆栽最大の誤解であり、某キャラクターの罪である。

当たり前であるが、盆栽といえども立派な樹である。

苗木から見どころのある樹になるまでには軽く20年以上はかかる。

20代から始めて盆栽の成長を見守り、ノウハウを習得するには多くの時が必要なのだ。

とてもではないが70代から始めたのでは十分に付き合うことは難しいだろう。

かといって70代から始めるのも遅すぎることはない。

それなりに完成された盆栽を手に入れればよいのだ。

この懐の深さが盆栽の魅力の一つである。

株式投資と同じで早く始めるほど有利になる

そう、盆栽は思い立った時、いま始めるべき趣味であるのだ。

盆栽は毎日変化する

盆栽の魅力は小さな鉢(盆)の上に大自然を凝縮し再現するところにある。

それは芸術的であり、常に変化し成長して行く芸術だ。

盆栽の変化は人が思っている以上に早く変化し、毎日違う姿を見せてくれる。

確かに真冬の樹木の動きは鈍く、活動は活発ではない。

しかし、春先などは目を疑うほどの活動を見せてくれる。

忙しい人ほど、若い人ほど盆栽とともに時間を過ごすメリットが多くある。

その世界観は今や世界中でファンを獲得するほどである。

花も咲くし、実もなるし、紅葉もする

確かに盆栽にできる樹種で有名なもの王道は松であるといえる。

しかし、松だけでなく、花の咲くもの、実つくもの、紅葉するものと多種多様である。

わかりやすいものではモミジやカエデ、イチョウなどである。

特徴的な葉っぱの形によく手入れされたものは実に美しい紅葉を見せてくれる。

赤や黄色、オレンジに色づいた木々は実に美しい。

ただし、秋の温度差が大きく、水分が多い場所がよりきれいに紅葉してくれる。

都市部では難しいかもしれない。

しかし、出猩々モミジと呼ばれるものは新芽が美しい赤色で出てくる。

春先にまるで紅葉のような美しい赤色を見せてくれるだろう。

花のつくものでは、梅やサクラ、サツキ、サルスベリなどがある。

2月に梅、3月から4月に桜、5月にサツキ、8月にはサルスベリが花を咲かせる。

冬は落葉した枝ぶりを見ることができる。

このように一年を通して楽しませてくれるのが盆栽である。

好みのものが見つかるかどうか探してみよう。

置き場所はマンションのベランダで大丈夫

盆栽の置き場所については昼の間、陽の当たる南向きの庭などがベストである。

しかし、半日影となるベランダなどでも対応可能である。

夏などはむしろ半日影のほうが、暑すぎず管理できるだろう。

最低限、コンクリートへの直置きを避け、風通しの良い場所を準備できればよい。

残念ながら屋内での管理はできないので、その場合はインテリアグリーンなどを検討しよう。

近いところでは、ガジュマルが盆栽のような状態で屋内管理できる樹種となる。

盆栽の大きさについては、最初は小さいものが欲しくなる。

しかし、初心者こそ中品盆栽と呼ばれる大きめのものを選ぶことをお勧めする。

大きいもののほうが、多少の厳しい条件にも耐えてくれる。

ただ、手にもてないほど大きくなると管理が難しいので、両手で無理なく持てる程度が良い。

15cm以上80cm以下、0.5kg以上5kg以下ぐらいを目安に選ぶとよいだろう。

盆栽は季節を身近に感じることができる

冬に活動を休止する盆栽は、春になり少しずつ活動を始める。

夏の暑さに耐え、秋の終わりには冬支度を始める。

そんな姿を見ることで、もうこんな季節かと季節の移り変わりを感じるきっかけをくれる。

同時に盆栽の状態を見ることで自らを振り返ることができる。

少し忙しくして余裕がなくなると水を切らして、樹が弱るだろう。

手入れを怠れば枝葉が荒れて見苦しくなるだろう。

逆にこまめに手入れをされた盆栽は、どの季節でも強く、美しい姿を見せてくれる。

驚くべきことに、あらゆる虫すら寄せ付けない強さを見せる。

盆栽には虫がつくイメージがあったが、樹勢のある樹、手入れのされている樹に虫はつかないのだ。

その動きや振る舞いは時に人のように感じ、時に組織活動と似た部分をも感じる。

まさに自らの行いを鏡のように映し出している。

盆栽の基本は水やり

盆栽の世話をするにあたり、最低限すべきことは水やりである。

驚くべきことに、適切な水やりだけで、盆栽は大抵は枯れることはない。

まさに水やりとは盆栽の基本であるといっていい。

同時に水やり3年と言われるように、到達点でもある。

毎日決まった時刻に水やりを行うのが理想であるが、その日の雰囲気を確認して実施していく。

今日は湿気があり、土が湿っているから水やりを見送ろう。

今日は厚いから葉っぱにまで水をかけて、温度を調節しよう。

そんな風に臨機応変に対応していくことが必要なのだ。

水やりがなんとなく理解できたら、剪定や肥料などにもチャレンジして幅を広げていく。

また、例のあのキャラクターのせいで、盆栽の枝をしょっちゅう切っているイメージもあるかと思う。

しかし、盆栽の枝を切るという行為は、多くても年に1度あるかないか程度である。

そんなにしょっちゅう枝を切っていたらあっという間に枝がなくなる。

切る枝は、樹の未来を見据えて慎重に決めていくべきものである。

枝先とはいえ樹の一部である。切り口から雑菌が入って樹を弱らせることすらある。

見方を変えれば、そんなに一生懸命切らなくてもよいということだ。

盆栽は変化し続ける芸術

盆栽は時に芸術品として扱われるが、同時に生き物でもあるため、日々その形は変わって行く。

どんなに理想的な形になってもそこから日々成長を続け、形を維持しようという努力はいつか破綻を迎えることとなる。

人はその変化を受け入れ、成長につながるようにアシストすることしかできない

どの変化を許容し、どの変化を矯正すべきかを常に選択して行く。

それは人の教育のようでもあり、組織のマネジメントのようでもある。

肥料をやり過ぎても、水をやり過ぎても、その逆も盆栽にとって良い影響を与えない。

変化し続ける芸術、それも盆栽の魅力の一つである。

そんな盆栽を1鉢持っていると人生を楽しませてくれるパートナーとなるだろう。

長く付き合えることも盆栽の特徴である。

まとめ

  • 盆栽のイメージをアップデートしよう
  • 盆栽を育て季節を感じよう
  • ゆっくりと長く付き合える世界に誇れる芸術