何はなくとも健康と安全、ケガをしない
こんにちは、本ブログは、柔道に興味のある〜初段取得程度までの方を対象に書いている。柔道の理解と競技人口増加の一助となってくれれば幸いである。
第三回は「健康と安全」である。
ちっとも強くなる方法や初段をとれる方法を書いてないじゃないか、と思うかもしれないが、具体的なものは徐々に書いていくので安心してほしい。
まずはもっと重要なことを書いていく。
強くなるために、目的を達成するために、最も重要なのは止まらないことである。
つまりは日々鍛錬し、少しでも前に進むこと。言い方はおかしいかもしれないが、人生や物事は往々にしてマラソンなのだ。
極端だが陸上の短距離走であってもそうだ。
明日走れなければ、今日速くても意味がない。
健康で怪我がないからこそ今日の修行ができる。今日修行できるからこそ、明日勝てる。
今日負けたとしても、明日立ち上がれるからこそ明日勝てるのだ。
今日勝ったものが今日の勝者ではあるが、最後に立っていたものが最終的な勝者である。これを忘れてはいけない。
前置きが長くなったが、柔道において、投げられても再び立ち上がるために必要となるのが「受け身」である。
受け身が重要、強いものは受け身がうまいといわれる理由はここにある。
初めのうちは、相手に投げられるのは仕方ない。
どんなに練習しても強い奴はいくらでもいるので結局は投げられ続ける。
そのたびに受け身を取り、立ち上がってみよう。
投げ続けるほうが疲れるまで、諦めるまで、飽きるまで立ち上がり続けよう。
日々、常に練習、修行を続けよう。
ある日、そいつよりも強くなっている自分がいる。
それに必要なのが、なによりも健康であることとケガをしないことだ。
これは強くなるための十分条件ではないが、必要条件だ。